釧路市の歯科・予防歯科・ホワイトニング・インプラントの たなか歯科クリニック

歯間ブラシ

前回のデンタルフロス同様に、歯と歯の間にある隙間にある歯垢(プラーク)を除去するのに有効なブラシです。
隙間が狭いとデンタルフロスが有効ですが、歯周病が進んで歯肉がやせてしまうと歯の根元の部分が見えてきます。
結果、歯と歯の間にある隙間が広くなってしまいます。
あるいはむし歯の治療により被せ物が必要になり、隙間が広くなってしまったりしてデンタルフロスでは充分な清掃効果が得られないときには有効です。

1.歯ブラシのみでは取れない歯垢(プラーク)

歯ブラシのみでは6割程しか歯垢は取れないといわれています。
前回、デンタルフロスを使うことでその効果はかなり高くなることはお話ししました。
年齢層が30歳代位までは、比較的歯肉も健康で歯と歯の間にある隙間も狭く、むしろ歯間ブラシよりはデンタルフロスが有効です。
年齢層が高くなるにしたがい、歯周病の進行やブリッジなどの補綴物(被せ物など)により歯と歯の間にある隙間が広くなる傾向が見られます。
歯ブラシのみでは、より歯垢を取り除く効率は悪くなるのです。

2.歯周病のみならず、むし歯も予防

年齢層が高くなり歯肉が下がってくると、歯と歯の間にある隙間が広くなってきます。
歯の根元が見えてくるようになり、象牙質と呼ばれる部分が露出するようになります。
本来象牙質は歯肉に隠れている部分ですが、歯の表面のエナメル質に比べると非常に軟らかく3倍むし歯になりやすいと言われています。
歯垢(プラーク)を除去できることで、予防効果が高まります。

3.口臭をチェック

デンタルフロスでも同様ですが、歯間ブラシを歯と歯の間にある隙間に通した後、臭いを嗅いでみると特有の臭いがすると思います。
口臭の原因はほぼお口の中に残る歯垢(プラーク)が原因です。
取り残しがあると、この臭いが他の人の迷惑になっている恐れがあります。
ここでも歯間ブラシが重要ですね。

 

使い方

1.サイズ

歯と歯の間にある隙間はその場所によって大きさはまちまちです。
隙間の大きさに合ったサイズを使用することが重要です。
大きな隙間に小さいサイズの歯間ブラシを使うと、効率よく歯垢を除去できません。
また小さい隙間にサイズの大きな歯間ブラシを使うと、歯肉を傷つけてしまうかもしれません。
必ず歯科医院でサイズの合った歯間ブラシを選んでもらいましょう。
歯間ブラシにはSSSSからLLまで7種類あります。

2.形状

I型、L型があります。
またホルダーと先が別になっていて、先だけ追加購入できるものもあります。
I型は前歯に、L型は奥歯に使いやすくなっています。

3.入れ方

I型は根元から曲げることで奥歯でも使えますが、曲げることを繰り返すと折れてしまいます。
1度曲げたら戻さず使いましょう。
歯と歯の間にある隙間に横から真っ直ぐに入れます。
何度か出し入れすることで歯垢(プラーク)が除去されます。
回転はさせないようにしましょう。

4.手入れ

毛先がばらけてきたり、折れてしまったら交換です。
使い捨てでは無いので、使った後は流水で洗い流して下さい。
よく乾燥させ保管します。